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2006年4月14日 (金)

萌(燃)えた!セリフで、百合作品を紹介してみよう 第2回「かみさまのいうとおり第1巻」

昨日に続きセリフで、百合作品の紹介をします。

「私はくりちゃんとデート楽しいよ――」(安倍まりあ)

くりこまりあが二人で買い物中に、同じく買い物中の実希代と出会う。
父親と買い物中の実希代を見てくりこは「親でもあんなカッコイイならうらやましいわねデート…」と言うが、それに対してまりあが言ったセリフ。
くりこまりあ幼なじみなんですが、かなり仲が良いです。(2巻の最初のカラーページではそれを如実に語るエピソードがあります)
それでも、この作品を百合フィルターを通して見てる人はあまりいないと思いますが。

マリみての時も思ったんですが、女子高に通っていると女の子同士でも普通にデート、デート言うんでしょうか。その辺りの感覚がいまいち良くわかりません。

かみさまのいうとおり!(漫画)既刊二巻湖西晶作、MANGA TIME KR COMICS芳文社

芳文社刊のまんがタイムきららきららキャラットで連載中の漫画。
現在は作者の湖西晶さんが産休のため、連載は一時停止中です。
当初は、「聖職者を目指す女子高生たちのあたたかな日常ほのぼの4コマ」のはずだったらしいですが、作者が開き直って、今ではすっかり鼻血漫画(?)です。
メインの登場人物安倍まりあ鳥居くりこ山伏実希代王城なむの4人です。
彼女たちの通う学校にはいろいろな宗教の人が通っています。

まりあ
は、幼い頃教会で神父様に拾われて育った耳年増(とも言えないかもしれませんが)で、良く鼻血を出します。
くりこは、神社の娘さんで、そんなまりあ幼なじみで良きフォロー役。いつも成績が学年2位なことにコンプレックスを持っています。
実希代は、ホストで山伏の父親と父子家庭で暮らしていて極度のファザコンです。
なむは、王城寺という寺の娘さんで、体が極度に弱く、欠席ばかりしているため学年トップでもなければ進級できないからと、いつも成績が学年トップです。

この4人の和気あいあいとした日常風景が描かれていく4コマ漫画です。

百合キャラらしい百合キャラはいないので、ピンキーコミックよりも百合度は低いですが、それでも、まりあとくりこの友情にはグっとくるものがあります。

百合作品紹介と言っておきながら、百合度が低めのものばかり紹介してどうするという気はあるんですが、できるだけ百合姉妹百合姫紹介されなかったものを紹介していきたいと思っているからです。
百合姉妹百合姫で紹介された作品はもう皆さんご存知の方も多そうですから、未だに紹介されていないものを発掘していけたらいいなと思います。

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