咲-Saki- 第1巻 第2巻
先週の予告通り、今回はヤングガンガンで連載中の麻雀漫画『咲-Saki-』を紹介します。
その前に、作者について豆知識を。
この作者、昔フェイタライザーって漫画を書いていた人です。百合姉妹で紹介されたこともあるのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、あの頃に比べて格段に体のバランスが良くなりました。相変わらずキャラの手足は長めですけど。あの頃はもの凄い長さでした。
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FATALIZER 著者:小林 立 |
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咲-Saki 1 (1) 著者:小林 立 |
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咲-Saki 2 (2) 著者:小林 立 |
時は21世紀、麻雀競技者人口が増大した世界が舞台です。
第1巻では、主人公の宮永咲(1巻表紙)が、全国中学生麻雀大会個人戦優勝者の原村和(のどか)(2巻表紙)の所属する清澄高校麻雀部に入部するまでと、友情を深めて共に全国大会を目指すことになるまでが描かれます。
咲は、家族麻雀で培った技術で毎回プラスマイナスゼロで終了します。
部員と打つ内に、勝つことの喜びを知った咲ですが、ある時、部員の一人が全然あがれなくてふてくされているのを見て、わざと負けました。
それを見て和は「そんな打ち方を続けるなら退部してほしい」と告げます。
咲は「みんなにも楽んでもらいたい」と思ってそういう打ち方をしたのですが、和は
「あなたが手加減してると「私は」楽しくありません」
「私も楽しませてください…!!」
と、本音を吐露します。それを受けて、「次からは全力でやる」と約束する咲ですが、「全力でないと全国には行けない」と聞いて狼狽します。咲には何がしかの理由で別れて暮らしている姉がいて、その姉に会うために全国に出たいと思っているようです。
一方、和にも全国で優勝しなければならない理由があり、かくして二人は「一緒に全国に行こう」と指切りをします。
これ以降、和は寝ている時に咲の笑顔を思い出して頬を赤らめたり、お弁当を分けてあげたりと見事なデレ期に突入します。
何、このツンデレ?w
その後、二人は雀荘でプロ相手にボロ負けし、部長に強化合宿を進言するところで1巻は終わり、次巻は合宿編からかと思わせておいて事態は思わぬ方向へ進んでいきます。
第2巻は、何と、開始3ページで合宿編が終了し、いきなり県予選が始まります。……びっくり。
2巻は和と咲の絡みはあまり無いですが、別の高校の笑顔が素敵なキャプテンと顔も性格もネコっぽい後輩(2巻裏表紙)との膝枕とかがあります。甘いシーンからの流れでは無いんですけどね^^;
個人的には清澄の八重歯ロリッ娘優希ちゃん(1巻裏表紙)の出番が多くて好きな巻です。凶悪に可愛過ぎる……
麻雀を知っているとより楽しめますが、注釈もついていますし、知らなくても恐らく楽しめると思います。これを機に、麻雀を始めるのも面白いかもしれませんね。雀荘って雰囲気的に少し怖くて、私はもっぱらゲーム専門ですが^^;
来週の更新は諸事情で一旦お休みさせて頂きます。ご容赦下さいm(_ _)m
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