モントリヒト-月の翼- 第1巻
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モントリヒト~月の翼 1 (1) (CR COMICS) 著者:和智 正喜 |
最近、百合作品に出会えなくて、更新が滞ってまいりました(汗)。今回の作品も、現状では、あまり百合とは言えないですしね……。表紙でいろいろ妄想された方は中を読んだら、あれっ?と思うかもしれません。ですが、これからの百合展開に期待しつつここに紹介をしておきたいと思います。
かつて夜の支配者として君臨していた月の一族(モントリヒト)。人間は彼らを恐れ、口に出したり、何かに記したりすることもはばかられていた。
だが、18世紀、フランケンシュタイン博士が対モントリヒト用の人造人間を造り出し、彼らを完全に滅ぼした。
それから60年後
モントリヒトの生き残りが日本で発見され、休眠状態だった博士と人造人間達が再び動き出した。
モントリヒト達は、人の血を吸わないと生きていけないが、心は人間でありたいと、人を殺すことだけは避けて生きていた。そんな彼らに、F08(エフアハト)とF11(エフエルフ)と呼ばれる人造人間が襲い掛かる。その最中、モントリヒトのリーダー・覚(さとる)を斬り殺したF11が突如、F08に牙を剥いた。
自我を取り戻したF11・マリー・オルレアンは人造人間からモントリヒト達を守ることを決意し、彼女達の逃避行が始まった。
とまあ、大雑把に言うとこんな感じです。
守ることを決意したと言っても、いきなり寝返ったわけですから、それで、はい、そーですか。と納得できるわけもなく、覚の弟は、敵意むき出しで、事あるごとに噛み付いてきます。
そんな中で、覚からいまわの際に新たにリーダーに任命されたかぐやは、F11の背中から、モントリヒトの証である翼が生えたのを目撃し、半信半疑ながらも、戦闘能力で劣る自分達が無事に逃げ切る為に、彼女の力を借りることにします。
このかぐやと、マリーの関係が今後どうなっていくかが期待するところなんですけど、二人とも過去に男の影があるんですよね。ともかく、2巻以降に期待です。あと半年待たなきゃ出そうにないですけど……
余談ですが、この巻に、新たな刺客F05(エフフュンフ)との戦闘があるんですが、F05に吹き飛ばされたマリーが、土煙の中からバイクに乗って飛び出してくるシーンが燃え燃えです。仮面ライダーのバイクシーンとか好きなもので。
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