セーラー服と重戦車 第1巻
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セーラー服と重戦車 1 (1) (チャンピオンREDコミックス) 著者:野上 武志 |
百合好きの人達にはあまりなじみがないと思われる野上武志先生の作品です。
野上先生は、普段は、萌えよ!戦車学校など、ミリタリー系の作品を描いています。というか、この作品も戦車が出まくりですが。
関東最強の戦車乗りを目指す、野良中戦車同好会会長、島田かのんが主人公のお話です。乗車するのは、ドイツの戦車パンターF型で、同じドイツのティーガーⅠやら、ソ連のT-55やらと戦います。
各校の同好会同士で戦ったりするだけでなく、対戦相手はチンピラやギャル男など多岐に渡ります。
街中を戦車が普通にキュラキュラ走っていてる世界観はとても壊れてます(褒め言葉)
第2話に登場する金髪ツインテールロリY・陽子・パイパーが、かのんとの勝負の後、「お友達になろう」と言われて、頬を染めつつそっぽを向いて、「あんたと私は好敵手(ライバル)!次は――負けない!」と、見事なツンデレぶりを発揮したので、これからが楽しみです。第1巻にはこれ以降あとがきとカバー裏にしか登場しなくて残念です。
余談ですが、島田かのんの名前はおそらく、日本の島田戦車隊と、カノン(砲)からきていると思います。あと、パイパーのキャラ造形の元ネタは、映画「ヒトラー最後の12日間」に出てきたヒトラーユーゲントの金髪ツインテール少女ではないかとにらんでいます。所属中もH・ユーゲント中ですし。
というわけで、今回は少々毛色の違った作品を紹介させていただきました。
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