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2008年1月12日 (土)

カプレカ 第1巻

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお付き合い頂けたらと思います。

さて、今年最初の紹介はこの作品から。

カプレカ 1 (1) (CR COMICS) Book カプレカ 1 (1) (CR COMICS)

著者:松本 真
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「ほくとー!」「みなみー!」(違)

いきなり、若い世代の人達置いてけぼりですね、すいません(^^;

この漫画の設定を見た時に真っ先に頭に浮かんだのがウルトラマンAだったのですよ。

とある秘密科学組織によって肉体を改造され、記憶を奪われた二人の少女が、その改造費用にかかった兆単位の借金を返すためと、自らの記憶を取り戻すため、組織の命により化物と戦っているというのがおおまかな流れです。

羽乃(うの)と優奈(ゆうな)、二人の少女がキスすることにより、二人が一つになり、カプレカという最強の相乗同位体が降臨します。この間二人の意識は無くなっています。そして、合体してしまったら元に戻れなくなるかもしれないというリスクを含んでいます。

毎回冒頭に、「羽乃と優奈は改良人間である」ってナレーションが入ったり、キスして合体するまでわずか0.6174秒とか言ったり、かなり特撮意識してる気がします。

二人に仕事を依頼する、組織の男がいるんですが、彼はカプレカに心酔しているようなので、恋愛方面で二人に絡むことは無いと思うのですが、第3話から登場してレギュラーになった少年が曲者です。

サエない・モテない・パッとしない気弱な眼鏡男子です。典型的な巻き込まれ型の主人公みたいです。

二人がカプレカに変身することを知った人達は記憶を消されるんですが、その少年はとある事情で記憶を消されずにすみます。

今までお互いだけで支え合い、生きてきた二人にとって初めての友達という何とも(百合展開的に)厄介なキャラです。

結構期待してたんですけど、雲行きがだんだん怪しくなってきている気がするんですよね。

やっぱり、最初から最後まで百合一辺倒な作品を見つけるのは今年も難しいようです。

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